馬渕まり 著
武将ジャパン 監修
定価1,760円(本体1,600円+税10%)
B6判 並製本 160p
ISBN978-4-9907308-6-4
著者プロフィール
馬渕まり(まぶち まり)
広島県生まれ。愛知県在住。秋田大学医学部卒業、同大学院終了。歴史ポータルサイト、武将JAPAN にて『まり先生の歴史診察室』を連載中。趣味は旅行と食べ歩き。医学博士、日本糖尿病学会専門医。
「藤原道長は糖尿病だった!」「織田信長はどんな最期を迎えたの?」「西郷どんのアソコの病気って……!?」など、武将好きな方や毛色の変わった医学コラムが読みたい健康マニアな方にもオススメ!
歴史戦国ポータルサイト『武将JAPAN』の連載記事18本を加筆修正し、書き下ろしを含むコラム4本も加えました。戦国時代の武将はもちろん、平安時代から明治時代までの偉人を「歴女医」が診察。歴史的にも医学的にも楽しめる1冊です。
本書で取り扱われた主な武将・偉人
織田信長、石田三成、福島正則、井伊直虎、真田昌幸、徳川綱吉、藤原道長、西郷隆盛、夏目漱石ほか
本書に登場する歴史年表
第一章 生活習慣病科
其の一 貴族の頂点になっても「望月」は見えず……『糖尿病の道長さん』
其の二 石田三成は腹痛のせいで関ヶ原の戦いで負けた!? 『三成腹=過敏性腸症候群とは』
COLUMN其の一 「三献茶エピソード」の元祖? 種子島時堯夫人は良妻賢母
其の三 酒豪武将・正則のシャレにならない酒乱伝説『ブラックアウトはマジ危険』
其の四 夏目漱石を死に追いやった胃潰瘍「吾輩ハ胃弱デアル特効薬はまだない」
COLUMN其の二 糖尿病予防に効果アリ! 阿波踊り体操
第二章 感染症科
其の一 インフルエンザは平安時代から恐れられていた! 日本初の『御霊会』
其の二 古代の病気は“妖怪”たちの仕業! マラリアを発症させる瘧鬼にツツガムシ
其の三 武田二十四将・小幡昌盛も犠牲者? 田んぼに入っただけで死ぬ日本住血吸虫症
其の四 西郷さんのタマが大きく腫れた原因は寄生虫か!? 象皮病を引き起こすバンクロフト糸状虫
其の五 狂犬病の恐怖と歴史古くは養老律令(717年)でも警告されていた
其の六 江戸時代に13回も国内パンデミック!麻疹は「命定め」と呼ばれた
COLUMN其の三 新型コロナ対策の切り札!? 政府公認の「アマビエ」とは
第三章 法医学
其の一 信長の死に際は? 本能寺での最期を現代医師が考察
其の二 極度の空腹でメシを食うと死ぬ? 『鳥取の渇え殺し&三木の干し殺し』
其の三 おんな城主・お田鶴の方が井伊直平に飲ませた【毒茶】はフグ&トリカブトか?
其の四 火縄銃で撃たれたらどんな死を迎える? ガス壊疽は悲惨過ぎて……
第四章 その他の診療科
其の一 真田幸村の父・昌幸の晩年は「うつ病」だった? 表裏比興を蝕んだ心の病
其の二 敬遠された兄・信長と愛された弟・信勝「オキシトシン」不足の可能性は?
其の三 男も女も人生色々。跡取り問題に翻弄された『おんな城主・井伊直虎』の人生
其の四 斎藤道三のお家騒動! もしも戦国時代に「DNA親子鑑定」が存在していたら道三vs義龍はなかった!?
COLUMN其の四 健康意識が高まる(かもしれない)!?「日常診療に使える歴史ネタ集」
中学生にもわかり易い 中学生の娘がわかり易くて面白いらしくサクサク読んでいます。もちろん大人も医学がわかり易く学べます。 のりコ
騙されました笑 医学書として普通に勉強になるし、歴史考証モノとしてもめっちゃ詳しく調べられててかなりガチなやつです。まり先生のゆるイラストに騙されました! それでも文章はとても分かりやすいし、一症例ごとに分けられていて隙間時間にちょこちょこ読めるので良かったです。ちょっと変わった医学コラム or 歴史書籍を読みたい方にお勧めです。 Dr.リノ🦏
へぇボタンを連打したくなる 兵糧攻めのあとたくさん食べると死ぬという話は聞いたことがあったがそれを医学的に説明した話がとても面白かった。信長の短気はホルモン不足?などこんな見方もあるんだなと。読むと話のネタが増える本。 しゃお
読んだ端から人に教えたくなる 歴史上の偉人も現代と同じように生活習慣病に悩まされていたり、とても身近に感じるエピソード満載です。難しい内容なのにサラッと読めるのは、やはり歴女医のなせる技。読んだ次の日は誰かに話したくなるそんな本です 聖護院大根
歴史と病気の知識が増える 誰が何をしたを丸暗記するだけだったので苦手だった日本史。ですが馬渕先生の軽快な文章と病気の解説、味のある挿し絵(こちらも先生が描かれてます。狂犬病の犬はイチオシ)の三本の矢で楽しく読みすすめていけます。 のんべえ
まさに賢者は歴史に学ぶですね 一度きりの人生だから無駄なことはしてられない。歴史なんて学んで何になる、という人はいますが、先人の貴重な教えが詰まっていて、本当に役に立つ。この本は歴史に医学がミックスされていて、不思議とエンタメとしても楽しいですね。迷わずオススメしたいです。 そこそこ読書家
一粒で2倍お得な本 武将ジャパンというサイトで、『鎌倉殿の13人』の北条義時の記事を読み、とても面白かったので1巻と2巻を買いました。北条義時の記事は3巻あたりにのるのかな?2巻では織田信長や西郷隆盛について書かれていて読みごたえありました。歴史上の人物の亡くなり方や病気を今の医学に照らして「診察」されているので、その武将たちがとても身近に感じます。あと、糖尿病って生活習慣だけじゃなく遺伝要因が強いんですね……知らなかった。身内にいるので気を付けたいと思います。歴史ものを読みつつ「なるほどー!!」が多いので、なんか2倍お得な本です笑 Kurage
戦国診察室 お館様も忍びの衆も歴女医が診てあげる♪
馬渕まり 著/戦国ジャパン 監修
定価1,760円(本体1,600円+税10%)B6判 並製本 160p
ISBN978-4-9907308-1-9
書籍紹介
「あの武勇伝のあの武将がまさかそんな病気で?」「激しい切腹シーンは本当にありえるの?」など、武将好きな方や毛色の変わった医学コラムが読みたい健康マニアな方にもオススメ! 歴史戦国ポータルサイト『武将JAPAN』に連載されたコラム6話に16 話の書き下ろしを加えました。戦国時代に的を絞り、歴史的にも医学的にも深く切り込んだ1冊です。
本書で取り扱われた主な武将たち
武田信玄、毛利元就、上杉謙信、伊達政宗、黒田官兵衛、徳川家康、柴田勝家ほか
定価1,760円(本体1,600円+税10%)
B6判 並製本 160p
ISBN978-4-9907308-6-4
馬渕まり 著
武将ジャパン 監修